自動車部品製造メーカーK社は、NC機械、汎用機械、ライン（PLC）など様々な種類の機械を使用して日々ものづくりをされている企業です。

米沢工機は、もともとK社から別の機械設備の見積依頼を受けていました。見積詳細を詰めるためにお打ち合わせをする中で、現場に入る機会を頂きました。

現場には新旧の機械が混在しており、機械の前で立ち話をしていると、加工が完了しているのに作業担当者が一向に現れない機械があることに気が付きました。それとなく打合せ担当者に尋ねると、「現在は機械の稼働状況を一括監視する手段が社内になく、トラブル停止や加工完了してアイドリングしてしまう機械がある」とのことでした。打合せ担当者は、事務所にいる担当者へ内線電話をかけていました。

工場内の機械稼働を一元管理し、稼働状況の把握改善に繋げられる支援ソフトウェアの導入を検討することになった。

現場の現状課題を調査していくと、機械との接続工事やソフトウェア面の改良も必要と予想された。

将来的な構想として、基幹システムとの連携も視野に入れ、オールインワン対応を提案した米沢工機＆マシンソル社の提案を採用することに決定した。

機械設備と併せて、マシンソル社様の「ms-Machine monitor（マシモニ）」をご提案。

●マシモニで実現できること
全機械から現在の稼働状況を自動取得
バーコード/タブレットで操作を簡易化
トラブル発生時に、PCやモバイルへアラート配信
製品・人・機械、作業情報を紐づけ、日報に流用
メンテ時期の割り出し機能

マシンソル社様は、古い設備や複数の製造メーカー製品が混在した現場へのご提案も実績豊富です。また、米沢工機が窓口となり、お客様・マシンソル様・設備メーカーとの段取りを行うことで、お客様側での管理や各種手配などの煩わしさをなくします。

●マシモニ導入による効果！
・リアルタイムモニタリングで無稼働時間を抑制
・バーコード/タブレットで停止要因を素早く入力・共有し、レポートに情報集約
・アラート通知で迅速な稼働復帰対応を実現
・出力資料を日報に活用し、担当者の時短と負荷削減を実現
・機器推奨メンテ時期のお知らせ機能で保全に貢献

マシモニ導入により、機械のリアルタイムモニタリングが可能になり、トラブル停止においても即発見・復旧対応が可能になりました。結果、機械の有効稼働時間が増加し、生産向上に直結しました。
日報に関しても、「製品・人・機械」の情報が紐づけられた出力レポートを日報として活用することで、日報作成も自動化できました。現場では、機械のメンテナンス時期を自動でお知らせしてくれる機能も役立っています。